2012/05

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
<< >>

 2012年3月11日

松戸森のホール21での演奏会。

オール・ベートーヴェン・プログラム。

「レオノーレ」序曲第3番
ロマンス第2番
交響曲第3番



オーケストラをやってきて、20年以上にもなって初めて、コンサートで配布する冊子に曲目解説を書いたことが今回の記念碑。
感謝と後継の決意を込めて綴った曲目解説でした。

ソリストは、わが師・宮下先生。

手ほどきを受けたころから、なにも変わらない。
むしろ、ますます意気盛ん。

今でも覚えているのは、世田谷区内のとある練習会場でのグループレッスンで
ゴセックのガボットを見ていただいたときのこと……

参加者があまりにも弾けないので、先生が私のバイオリンを奪いとって
「こうやってひくんだよ!!!!」と、弾いてくれたことがあった。

(この楽器から、こんな音が出るのか……よし、頑張ろう!)
って思ったのが、今も原動力になっている。


高校1年生の夏、楽器を手にして最初の3日間を集中的に連続レッスンしていただいたときのこと。レッスン中の、忘れられない言葉がある。

―毎日5分でいい、楽器にさわるんだよ。
 できれば朝がいい。
 でも、きっとみんな忙しいだろうから難しい時もあると思う。
 そんなときは、楽器ケースを開けて「おはよう、行ってきます!」だけでもいいんだよ―


そして、楽器を初めて2年目。
後輩を迎えての練習の時。
このときは、新宿区内のとある大練習場の片隅に集まってのレッスン。

アップライトピアノの前で、先生に叱られた。
「ファーストバイオリンは、ひとの10倍練習しなさい」
「誰が聞いても、間違いがわかるものなんだよ!ひけて当たり前なんだよ!」

…いま思い出しても、身の毛がよだつ。




そんな師匠との共演が叶った。ソリストと伴奏という形で。

開演前の舞台袖、先生は私を見つけて声をかけてくださった
「曲目解説、すばらしいね!感動したよ」

師匠ってありがたいものです。

(2012年3月27日下書き、5月12日公開)

 2012年1月15日、「粒あん!!」というアンサンブル演奏会に参加してきました。

最初にお約束の説明を。

・「粒あん!!」は、某アレにちなんで第2回「粒あん」の意味だったり。
・「粒あん」というのは、「粒オケ」「アンサンブル」に由来します。
・「粒オケ」はニックネームで、正式には「粒谷区立管弦楽団サジタリウス」という立派な名前があります。


さて。

「粒あん!!」には、2団体エントリーしていましたが、諸事情により1団体は出場を見送ることになりました。残念。いつか再演をと願っています。

出演したのは、J.S.バッハ バイオリン協奏曲。
時間制限の関係で1,3楽章だけ。

いくつか思っていたことを箇条書きにしておいたので、一個ずつ書いてゆきます。


・チェンバロ
これが今回の目玉かもしれない。
ピッチは440Hzで。チェンバロには過酷な高めピッチなのだそうです。
専属調律師が、一日中付きっきり。
ステージリハーサルの合間にも調律をほどこしていました。
湿度や温度にあわせて敏感に変わってしまうんですね。


・ステージリハーサル
客席からは「粒あん!」の麺魂で共演した、やすさんからアドバイスを貰いました。
演奏するときの、楽器の向き。

会場にきちんと響かせるにはどうしたらいいのか。
いまどう響いている?

自分のこと、楽器のことだけでなく、意識をどこに向けるか、焦点をちょっとずつでもズラしていくことが大事なのですね。自分だけでは気づきにくいこと、先入観・思い込みを壊してもらうのには、やはり、第三者の意見をもらうのが効果てきめん、ということを実感したのでした。

やすさん、ありがとう!


・控室での練習
ステージリハの後、客席で本番を鑑賞。
とおもっていたら、いつの間にか第1部は終宴(終演)
あわただしく、控室へ。というか、練習場へ。
オケのメンバーを待たせてしまいました。ごめんなさい!


・客席から参加
粒オケの演奏会ではすっかりおなじみの客席からTweetしながらの鑑賞。
私も、聴衆としてつぶやくのは初めての体験でした。
(前回の「粒あん!」では、客席で聴く暇なかったんです。4団体参加したからね)

会場のリアル聴衆と音楽体験を共有するだけではなく、USTREAM視聴者とTwitterを通じてナマの呟きを楽しめるというのは、新鮮な感覚でした。

これ、オペラ鑑賞とか絶対面白いはず!
粒谷区立歌劇場設立しなきゃ!(もうあるのかな?)


・MCの存在感
今回のアンサンブル演奏会「粒あん!!」は、案内役がいてくれました。
楽曲紹介というよりは、どんな人々がどんな思いで集まって、この演奏会のために集まるようになったのか、ということに光を当ててくれたのかなと思います。
楽曲紹介はググればいいもんね。

ひさちゃん、どりーさん、お疲れさまでした。




…って、もう4ヶ月経過しちゃうのね。

また、気が向いたら書きます。

 2011年8月15日月曜日。

粒谷区立管弦楽団サジタリウス、通称「粒オケ」の演奏会「5番なう!」をやってきました。

粒オケはTwitter出身のオーケストラ。
詳しい経緯は粒オケ公式ページや、5番なう!のページからたどっていただくとして、ここでは、出演者のひとりとして、また演奏を束ねる立場を預かったものとして振り返ってみたらいいかな?と思って徒然に書いてみます。

今日からちょうど1週間前は、最後の練習日でした。
本番も含めて三日連続での活動は、粒オケとして初めてのことかな?

◎前々日(土曜日)
朝の合奏練習(昼からずいぶん飲んだ人もいたようで…私は仕事に向かいました)

◎前日(日曜日)
午後めいっぱいを使って「ゲネプロ」と称した通し稽古。
その後は恒例の「前夜祭」でしたね。

私はというと、朝はカルテットの練習。【般゜若】のカツカレーを食べてエネルギー補充。夜は、これまたカルテットの練習、そしてジンギスカンでエネルギー補充!
まさおさま宅にて、ベルリン・フィルのDCH(Digital Concert Hall)を大画面視聴。
名手たちの演奏を耳と目からインプットしてイメージトレーニング!

◎当日(月曜日)
本番会場でのステージリハーサル、そして本番。

本番のあとは、怒涛の撤収。カオス極まりない打上げへと夜が更けたのでしたね…。


そんな興奮がさめやらぬいま、粒オケのメンバーはどうしているかというと…
当初からの予定通りに仕事だったり、食べ歩いていたり、演奏会に出演していたり。
はたまた、諸事情から当日打上げに参加できなかった功労者のための「総打上げ」で盛り上がり始めていたり、各自が振り返ってブログにエントリーを起こしていたり、新たに結んだ縁から音楽活動を初めていたり…。

なにしろ、演奏会後の虚脱感を埋めてなお余りある活気を呈しています!

このあたりの、粒オケメンバーの主な関心ごとや、動向は #2289oke ハッシュタグでTwitterをのぞいてみるとよくわかります。
 

(^3^)〜♪




●挑戦2「コンサートマスターのお仕事」
さて、私が仰せつかった役職というのはコンサートマスター。
コンサートマスターは、オーケストラの演奏責任を、指揮者とは対極の「音を作る側」から監督します。

こうみえて、コンサートマスターを引き受けるまでにはずいぶんと葛藤があったんですよ。
「粒あん」「贈るブラ1」を通して、私自身の演奏活動について職場の(部署内では)一定の理解を得ていたことを後ろ盾として、全日程出席を覚悟し、お引き受けすることにしたのでした。

コンサートマスター経験は、大学オケで1期務めたのが初めての経験。
大学行事での迎賓演奏の運営、学外行事への出動、他オケとのコラボ演奏会、大学オケとは別に学内行事としての「第九」演奏会。年間を通して、自分が所属する大学オケの演奏会は1回だけでしたがずいぶん盛り沢山だったのですねー。

以来、卒業後はOBのオーケストラだったり、あるアマチュア団体でのコンサートマスターをやってきました。

…もとい。

コンマスのお仕事。粒オケで大変だったのは「席順」を決めること。

席順を決める上で、最も大事にしたことは
「20人というメンバーをどのように配置すれば最大最良の演奏効果を引き出せるのか」
ということ。

そのうえで、各個人の希望にも配慮して決めてゆきました。
これがなかなかの大仕事でして。

普段所属しているオーケストラであれば、個々人の力量や性格を知り尽くしているので悩むこともないのです。粒オケはTwitterを通じて、日本中から集まってきたメンバーがずらり。世話役さんから参加者の楽器経験やオーケストラでの合奏経験について教えてもらい、参考にしました。

…とはいっても!ですよ。

一口に楽器経験や演奏経験といっても、難しいものです。単純に年数だけでは判断できるものではありませんから。

試行錯誤しながら、パートの皆さんには
「いつになったら決まる?」
「えっ、こないだと全然違うし!」
「なんで、ここに座らされる?意味分からん」
という思いをさせてしまったようです。

席順の決め方ポリシーを数パターン用意して、
・楽器経験年数
・オーケストラ経験(年数、トップ経験)
・出欠状況
・今回プログラムの演奏経験有無
・ご本人の希望(前・後、表・裏)
を、無理やり数値化して序列を作ってみたりもしました。

あれこれこねくり回しました。
それでもどうしたものか考えあぐねていて…

「それなら!」と思いついたのが「ツイキャス中継&録画」だったんです。
(やっと話がつながった?)

自分の後ろで、みなさん、どんなふうに演奏しているのか
「ひきにくいかなー?」
「自分の代わりにコンマスお願いできそうな人いないかなー?」
なんてことを考える材料にしてみようという発想…。

でも、録画&中継をやりながら、練習を重ねていくうちに、考え方が変わっていきました。
その人がどう演奏しているか、楽しんでいるかということは、私自身がその場で感じることを尊重しよう。録画はあくまでも自分自身をチェックするための鏡として使おう、と。

…どういう事かというと自分自身の演奏する姿が、オーケストラ全体に与える影響の大きさに気付かされたんですね。

コンサートマスターが、オーケストラのボトルネックになっているということに。

ということで、毎回猛烈な反省つづきでした。


なかでも、練習会に2回ほど遅刻することがあり、自分のいない状態のオーケストラを見せていただいたのは貴重な体験でした。

「自分がいなくとも成立する」という現実
「ならば、自分がやる意味は、なんだ?」という疑念

この疑念に対しては、お恥ずかしいことですが、いまだに、明確な答えはありません。


こんな私ですが、ひとつ抱く思いがあります。
「せっかく来たんだから、この場で、このメンバーで最高の演奏をしよう」

こんな思いを、楽器に託してやっています。



ちょっと長くなってしまった。いったんこのへんでおしまい。
続きは気が向いたときに。

※「粒オケ」=Twitter発のオーケストラ、「粒谷区立管弦楽団サジタリウス」の通称、略称、愛称。公式ページはこちら

今回の粒オケ「5番なう!」では、私はお役目をいただいて演奏会に参加しました。
「演奏の中心者として、ただ演奏するだけではない何かをしなくては!」
と最初に思いついたのが、練習風景の生中継や録画中継。

「5番なう!」では、練習欠席者への福利厚生として、また、観客動員・広報宣伝をねらって、中継班が公式練習を含めて、演奏の様子をリアルタイムに生中継することが決まっていました。

が、それよりも、個人的事情というか、役職上の責任感から中継するだけでなく、録画をすることにしました。席順決める時とか、練習の課題を考えるとか。

理由はいくらでもあるのですが「面白そうだ!」という思いに突き動かされて中継をすることにしました。

iPhoneをつかってお手軽に中継しよう、そしてそれを録画に残すことができる「ツイキャス」を使って中継することにしました。

やればやるほど面白さに目覚めてゆき、ツイキャス中継を練習の度に積み重ねていったのでした。

<ツイキャス>
◎5/12 記念すべき初回練習
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/1566022 事務局長挨拶〜チャイ5
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/1566137 チャイ5 2楽章では見事に落ちました。

◎5/20 トップによる弓合わせ会…中継無し
あとあと振り返るためには中継せずとも録画しておいても良かったように思います。

◎5/25 第2回練習 チャイ5
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/1661369 注意事項〜(1mov前半、操作ミスで20分あたりから無声ですすみません)
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/1661535 (1楽章だけど操作ミスのため20分まで無声ですすみません)
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/1661709 (1楽章終結部あたり、時間的にはもうそろそろ休憩という時間帯のあたり)
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/1661844 (休憩明け〜1楽章と3楽章)

◎6/3 第3回練習 ベト5「運命」
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/1727339 幻の3楽章そして4楽章へ

◎6/11 第4回合奏を変更→弦分奏(第1回)+Timp
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/1786663 ベト5の1楽章(4)※通しあり
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/1786917 ベト5の3楽章Trioまで。4楽章へのつなぎもあるよ。

◎6/24 第5回合奏 チャイ5(2、4楽章)

◎7/2 第6回合奏 チャイ5(1、3楽章)

◎7/7 第7回合奏 ベト5「運命」 七夕の日。7が並びましたね!
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/1984766 (1) 仕事場から駆けつけ〜1楽章
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/1985435 (6) ※通し:1,2楽章
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/1985577 (7) ※通し:3,4楽章

◎7/18 弦分奏(第2回)
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/2068829 (2) ベト5−1楽章,2楽章

◎7/18 第8回合奏 チャイ5
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/2071277 (4) 3楽章※通話により中継中断

◎7/29 第9回合奏…中継中止
この日は、仕事で予定外に遅くなってしまい、終了間際に会場入り。
演奏に合流することを最優先としました。
なお、TapStreamによる中継実験に参画予定だったのもドタキャンしました。

◎8/3 第10回合奏 ベト5「運命」
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/2198427 (4) 3楽章からの4楽章

◎8/13 第11回合奏
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/2280312 (0) 仕込み〜チューニング
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/2280749 (4) ベト5ー1,2,3楽章
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/2280913 (5) 3楽章からの4楽章

◎8/14 第12回合奏(ゲネプロ)
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/2291276 (2) チャイ5−1,2楽章
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/2291636 (4) チャイ5−2,3楽章
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/2291869 (5) 事務連絡〜チャイ5−4楽章
http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/2292146 (6) ベト5−1,2,3楽章

◎8/15 当日の様子はツイキャスでなくUSTREAMにて中継しました
http://www.ustream.tv/recorded/16657538 (1)ステージリハーサル:チャイ5
http://www.ustream.tv/recorded/16658933 (2) ステージリハーサル:ベト5「運命」
http://www.ustream.tv/recorded/16659891 (3) 舞台裏うろうろ(特別おまけ:プレコンサートちら見)
http://www.ustream.tv/recorded/16660387 (5) 本番:チャイ5から2楽章始まる直前まで
http://www.ustream.tv/recorded/16661148 (6) 本番:休憩からベト5「運命」1楽章途中まで


☆この他に bc2289oke という公式チャンネルが録画中継をリリースしてます。

◆番外編として反省会の中継もあります。ご興味のある方は探してみてください。


この本にちょっと触発されまして→ たった2ヶ月でiphoneアプリをリリースするためにやったこと[Amazonのページ]

【休眠打破!アラフォーからのiPhoneアプリづくり】…ということで、
いまさらですがiPhoneアプリを作ってみようとおもいます。

そもそもiBookからMacBookProに買い換えたのは
iPhoneアプリの開発環境を手に入れるためだったことをさっきまで忘れておりました。

Snow LeopardからLionへと 時代が変わってしまっております。



ともあれ今日は環境構築だけでもやっておきたいと思います。


◎ iOS SDKをダウンロードします。

iOS Dev Centerにアクセスしてログイン!

初めての人は、ここでちょっと面倒な手間がかかります。
この手の作業が久しぶりの私には登録だけでもしんどい!!

「今日は、これだけでも終わらせれば次から少し楽になる!!」

…と自分に言い聞かせて、前進前進♪

AppleIDとパスワードを入力する必要があるので、まだ持ってない人は予め用意しておきましょう。

ダウンロード前に英語のアンケートに答える必要があります。このアンケートは、Appleさんが用意した開発環境を、どんな人がどんな環境と組み合わせてどんなアプリを開発しようとしてるのかを知りたがっているので、なるべく誠実に答えてあげましょう。今後、SDKのドキュメントで英語に触れますから、ちょっとしたウォームアップですね。

アンケートを答え終わると、使用許諾条件を了承しますかどうしますか?と確認されます。
使うためにはAgreeしか無いのです。ただ、許諾条件を知らずに使用しているのも気持ち悪いので、これは時間の許すときに改めて読んでおくことにしましょう。

さて、これでダウンロードのリンクが登場。

よく見える場所には Lion用のSDKしかありませんので、
ちょっと古めのものをダウンロードすることにします。

自分の環境がMacOS10.6.8なので
Xcode 3.2.6 and iOS SDK 4.3 (Disk Image)ですね。


ダウンロードができたら、ディスクイメージからインストーラを起動。
インストール開始。


ダウンロードよりもインストールに時間がかかるのですね。
まつことおよそ1時間だったでしょうか。

久しぶりの開発環境構築っぽいことなので
これだけでも気疲れします。

今日はこのへんにしておきます。


また次回!(粒オケ・リアル演奏会「5番なう!」の後かも…)

※参考→ iPhoneアプリ開発雑記帳「SDKのダウンロードとインストール」
JUGEMテーマ:コンピュータ



今の会社に勤め始めてからは、決まった休みというものからずいぶんと遠ざかっていました。

それまで熱心に取り組んでいた管弦楽団との活動時間が全く折り合わなくなり、練習会や各種研修など、団員としての活動には距離を置かざるを得ませんでした。演奏会も、ゲネプロ・本番のみというありさま……。

そんな演奏会が2回も続きました。

本来なら、自分が率先してオーケストラを指導する立場であるのに、
エキストラとして出演してくださる方が、練習を一番熱心に指導している…。


これではいけない。
なんとかしなくては。

絶対に諦めない!
やりきって見せる!
今に見ていろ!

休みがなくて、自宅で練習する時間が全くなくなってしまったときには、職場へ毎日楽器を持って行って昼休みに楽器の練習もしました。

それでも、やっぱり練習のある日曜日には仕事を抜けられず。

いっそ違うオーケストラでもいいから、なんとかして音楽に関わる!
他の人と触れ合って、音楽の本当の楽しみを広げたい!

…と、全力でもがいてもがいて、不定期な休みでも活動できるオーケストラを探しているうちに「粒オケ」こと、粒谷区立管弦楽団サジタリウスと出会いました。

そのときたまたま「本番なう!」という演奏会をやる、というメンバー募集を見つけて、参加することができたんですね。そしたら、そこで知り合った人が主宰しているというオーケスト ラに誘ってもらっちゃったり。そのあと、粒オケのアンサンブルコンサート「粒あん」にも、弦四やら弦六やら協奏曲で出演してしまったり。

いろんな出来事があって、あっというまでした。


大好きな音楽に関わりたいと、もがいていたし、
この会社に対して自分が奉仕できることがもっとあるはずだ!

と真剣に悩んで取り組んできたことが今回の異動を呼び起こしたんじゃないかなと思うわけです。


現部署への異動当時、社内でもっとも過酷といわれた部署で踏ん張って、仕組みをひとつ創り上げました。もちろん、職場の同僚・上司のアイデア提供をはじめとした協力があったから、仕組みを創り上げることができたんです。

結果、社内でもっともまともな部署になったと言えるのではないかと。


けれど、決して一人では何もできなかった。
職場の人には、本当に恵まれたとおもうのです。
愉快な後輩に、どれだけ奮起させられたことか。

今度の異動で部署が変わると、勤務もガラリと変わります。

いままでは、モノを動かす現場。
これからは、本社に入って、全社をサポートするバックオフィス業務。

いまの部署の人間は皆「楽になるねぇ」と言っていますが、
全社を相手にするわけで、見方によっては今以上に大変なはずなんです。


どんなに暗い顔をぶら下げて帰宅しても
いつも声をかけて迎えてくれた弟、
ごはんを作ってくれた母。

そして、朝、必ず体を起こして見送ってくれた父。


家族のことは自分が支えてきたつもりだったけれど、とんでもない。
助けられていたのは自分のほうでした。
ほんと支えてもらったなー。


世間では「アラフォー」と呼ばれる世代に突っ込んでいるので、
音楽隊でもいよいよ仕上げに入る時です。

自分がうけた恩は、全て次の世代へと返してゆくように教わりました。
初めは意味のわからなかった今回の異動を、こうして感謝の思いで受け止めています。


 Twitter発の(そして、Twitter界初の?!)オーケストラ、粒オケこと「粒谷区立管弦楽団サジタリウス」が2011年8月15日に演奏会を行います。

その初練習に参加してきました。

台風1号が列島をなめるように通過しつつある、じっとりした空のもと、陸路空路を駆使して東から西から、北から南からメンバーが集合。

普段はTwitterでツブヤキの流れをチェックしあう間柄だった人たちが、まさに目の前にずらーり揃っている不思議な感覚は、粒オケ特有のものと言えましょう。

まず、チューニング。
そして事務局長のぶさん(TwitterID @nobuyy)の挨拶から始まりました。

合奏はチャイコフスキーから、休憩を挟んでベートーヴェン。
どちらも、交響曲第5番。

だから「5番なう!」なんです。


「なう!」ってのは、Twitter頻出語のひとつで、
「いま〇〇してるよ」「いまちょうど〇〇にいるよ!」と言いたい時に
「〇〇なう」という言葉遣いをします。


肝心の演奏の様子は、USTREAMやツイキャスに動画(ライブ録画)が登録されているので、興味のある方はぜひ御覧ください。

「5番なう!」初回練習の様子
(公式Ustream版)
http://bit.ly/lh8iwv

(公式ツイキャス版)
その1 http://bit.ly/k9GCb5
その2 http://bit.ly/k4slzp
その3 http://bit.ly/kpGpaD
いずれもチャイ5

私も自分の譜面台の背後に、持参した譜面台を立ててiPhoneスタンドとしてツイキャスしました。
定点カメラとしては非常によいのではないかと思います。
他のプレーヤーさんにもやっていただきたいくらいオススメ。

「5番なう!」初回練習の様子(ichiro_のツイキャス)
事務局長挨拶〜チャイ5-1 http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/1566022
チャイ5-2 http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/1566137
チャイ5-3,4 http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/1566225
ベートーヴェン5前半(1,2,3mov.) http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/1566489
ベートーヴェン5前半(4mov.) http://ja.twitcasting.tv/ichiro_/movie/1566641



さてさて、自分の感想。

●音作り
さらいきれていない。
速い弓でのコントロールが特に甘い。結果として音が汚い。
目標としていたはずの「隣の人の、そのまた隣の人の楽器と共鳴させる」はずいぶんと遠いものになってしまいました。

●リズムと音程
他のセクションがどんなリズムなのか
どんな相乗効果を起こそうとしているのか

●アンサンブル
まず自分の役割がなんなのか。
役割を演じるだけ演じておいて、そのうえで他の役割との関わり合いに意識を振っていく、と。

突込みどころ、いくらでもあるなぁ。

休みの間に違うパートへの意識が向きすぎてしまいました。
ぽっかり数え忘れて、「落ち」てしまったこと多数。

まずは、数えることからやり直しです。


そうそう。思いがけない再会がありました。
本番が一層楽しみです。